医療法人の名称は「○○会」とすることが多いですが、そうしなければならないことはありません。
漢字だけではなく、ひらがな、カタカナ、ローマ字すべて使えます。
わりと自由に医療法人の名称をつけることができます。
とはいえ、医療法人名称の名付けの由来を認可申請の設立趣意書や設立総会議事録に記載するので、なんとなくでも「なぜその名称にしたか」を説明できるようにしましょう。
医療法人名に使えないもの
既存の医療法人と同じ名称
大げさなもの、保健所のような公的機関と勘違いされるような名称
たとえば、クラブ、研究会、グループ、セントラル、センター、第一、最高、究極など
診療科名として認められていない、インプラント、審美、アンチエイジングなど
国名、都道府県名、市区町村名
基金拠出者や取引先の会社名
医療広告ガイドラインで制限されているもの
医療法人名の名付けのヒント
✔ 設立代表者、理事長の氏名、後継予定者や家族の氏名
✔ 好きな言葉、名言、本、歌詞
✔ 住んでいる地域や住んだことのある地域の町名、旧町名、山、川、海、道路、ゆかりのある花、動物など
✔ 出身の小学校、中学校、高校、大学にゆかりのあるもの
✔ 趣味に関するもの 花、動物、山川海
医療法人社団○○会か？医療法人〇〇会か？
都道府県や政令指定都市によって、社団まで入れるように求められることもありますし、どちらでも選択できることもあります。
関東圏だと、東京都は「医療法人社団〇〇」とするように指導されますが、神奈川県、埼玉県、千葉県はどちらの名称でも申請を受け付けれくれます。
「社団」を入れてもいれなくてもいいときにどちらにするかは、理事長の好みで、語感がしっくりする方にしましょう。
どうしても医療法人名称が思いつかないけど、申請締切がせまっている場合
設立認可申請することが最重要なので、取り急ぎ「医療法人社団＋開設している診療所名」にすることをおすすめします。
基本的には診療所を一つだけ開設している場合に限ります。
将来、分院を開設することになったときは、法人名称と分院の診療所名称がおかしな関係になるので、分院開設の定款変更認可申請とあわせて、あらためて法人名称を考えてみましょう。
ちなみに、医療法人設立後に法人名称だけを変えたい場合にも定款変更認可申請すれば変更することもできます。
画数が気になる方は
なんとなく、画数でも縁起を担ぎたいという方は
参考サイト 社名占い.net
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